認定薬剤師・薬剤師さん向けの情報をお届けするSapnetブログです。
本日は「研修認定薬剤師・かかりつけ薬剤師になるための流れ」について、ご紹介いたします。
一定期間内に集合研修や自己研修などにより、定められた単位を取得し、生涯にわたる自己研鑽により、
資質向上の努力を継続している薬剤師に対して、公益財団法人 日本薬剤師研修センターが認定薬剤師証を発行し、その成果を証明する制度です。
薬局で3年以上の実務経験を持っていること、その上で同じ薬局に週32時間以上勤務している、当該薬局に12ヶ月以上在籍していることが条件となります。
最後に医療にかかわる地域活動の取り組みに参加している必要があります。
地域活動の取り組みというのは分かりにくいかもしれませんが、よく地域で開催されている
「お薬の相談会」等の医療関係イベントへ参加経験があれば、この条件をクリアすることができます。
かかりつけ薬剤師はどの薬剤師でもなれるものではありません。
新たに試験などに合格する必要はないものの、厚生労働省の定める条件をクリアしている必要があります。
<最初の準備>
Task 1 :まず最初に研修手帳を入手しましょう。
「薬剤師研修手帳(研修手帳)」とは、「薬剤師研修手帳又は研修認定薬剤師研修受講シール 整理表」のことです。
<実践>
Task 2: 研修受講シールを集めましょう。
<申請準備>
Task 3:シールを研修手帳へ貼付し、研修内容を記載します。
40単位以上(最長4年以内、毎年5単位以上)を習得し、申請を行います。
<研修認定薬剤師のための手続きへ>
Task 4 :認定手数料を振込み、『研修認定薬剤師新規申請書』『認定申請手数料振込受領証の写し』を各都道府県薬剤師 研修協議会へと提出します。
<あなたも研修認定薬剤師に!>
Task 5 :研修認定薬剤師として登録、認定薬剤師証が交付されます(以後3年ごとに更新が必要)