サプネットは大学や行政、企業などの一方に偏ることなく、幅広い受講コンテンツがそろっており、 常に世界基準で信頼できる情報を収集しておられます。 一例を挙げますと、アメリカで編纂されているNatural Medicines を原典としたナチュラルメディシン・データベースをサプネットの教育の中でも大いに活用されております。
このデータベースはWHOが信頼できる情報源として紹介しているデータベースであり、世界200誌を超える学術誌に 掲載された科学論文を対象に、世界中の医療従事者をはじめ、薬学、医学、生化学などに関連する学術分野の専門家たちが、 日々情報を精査・更新し続けているものです。
日本では、(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報サイト」の元データとして活用され、 日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会がともに総監修する情報データベースです。
薬剤師の業務の一つとして、サプリメントや健康食品の摂取状況を聞き取り、 飲み合わせの確認を行うことが義務付けられています。 多様化する情報を正しく判断するためにも、多くの講座を受講し、 サプネットで得た実践的な学びを業務にいかしてください。
柿野賢一先生:博士(医学)
九州大学農学部卒 /
同大学大学院医学研究院
複数の自治体や大学・公的研究機関との機能性表示支援のための連携体制構築の実績多数。
2001年より健康栄養評価センター代表。
2018年度に医療機関に支払われた日本の概算医療費は42兆6000億円、国民一人あたりの医療費は33万7000円となり、増加に歯止めが利きません。この膨大な医療費を適正化するために、国民一人一人が自らの健康の維持増進に 責任をもって努めなければなりません。
一方で、健康維持に関わる情報は利害関係や根拠のない噂の蔓延で歪められ、 正しい情報はどこにあるのか、国民は何を信じればよいのか、分からないのではないでしょうか。
このような背景で2016年4月から始まったのが「かかりつけ薬剤師」制度です。
かかりつけ薬剤師とは、薬による治療のことや、健康・介護に関することなどに豊富な知識と経験を持ち、 国民一人一人のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師のことをいいます。
薬剤師の資格を持たれた方がマスターされている薬学的な知識とは違い、食品・健康食品などを取り巻く情報には 不確かなものが多く、かかりつけ薬剤師としてこれから活躍する皆さんにとっては、より正しい情報ソースを見極め、 自ら正しく情報をアップデイトする技量が強く求められるのではないでしょうか。
皆様お一人お一人がサプネットでしっかり研鑽を積まれ、信頼できるかかりつけ薬剤師として、 ご活躍されることを心よりお祈り申し上げます。